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いつも同じ地面の上

大昔のある日、誰もいない公園で、モモと私、お互い好きなようにプラプラしてました。
モモがあんまり匂い嗅ぎに夢中になっているものですから、私も年甲斐も無く、一人楽しく遊具で遊んでしまいました。
滑り台の上に登り、クンクン、クンクンしているモモを、私はニコニコしながら眺めていた時です。
「あれ?」と地面から顔を上げたモモは、どうやら私を見失ってしまったようで、「ハッ…!!」として周りをキョロキョロしています。
滑り台の上からはモモが丸見えだったので、モモもすぐこちらに気付くだろうと思ったら、全然こっちを見てくれません。
そして右往左往した後で、慌てて走り出してしまいました。
私も慌てて、「モモ!こっち!!」と、大きな声で呼びました。
声のする方は分かるようですが、どうやら上を見るということを、モモは思いつかないみたいです。
それに気付いた私はさらに慌てて、滑り台の梯子をモモの名を呼びながら飛び降りました。
やっとモモも気付いてくれて、お互い「あ~~~、ビックリした、も~~~!;」といった感じです★

そうか…、高い所に登ったら、モモには見えなくなってしまうんだ。。
いつも私の顔を見上げるから、高い所もちゃんと見ると思ったのに、、モモにはとても悪いことをしてしまいました…。
突然私が消えてしまい、さぞかし驚いたことでしょう。。

そうだ、モモと私では、こんなに目線の高さが違うんだ。
それに、モモは登って滑り降りるような遊びはしないから、こんな物の上に私がいるとは思わなかったんだろう。
モモは、地面の匂いを嗅いだり、落ちている物をいじってみたり、いつも下の方に関心を持っています。
逆に私はお花でも咲いていない限り、地面に関心を持ちません。
モモといたら「危ない物は無いか」と注意を払うことはありますが、私にとって地面は、あまり楽しみの対象ではありません。
モモの目線…、モモの遊び…、モモにとっての普通…、そうだ、私とは違うんだ、、と、改めて感じた出来事です。

モモ、あんなに慌ててビックリして、あの時はどんなに不安だっただろうと思うと、今でも私は胃の辺りがすまなさでモヤモヤしてしまいます。
今度から高い所に登る時は、「こっちにいるからね」と一声かけるようにしようかとも思ったのですが、でも、モモがフッと顔を上げた時、ちゃんと目線に入る地面に私はいた方が良いでしょう。

モモと私、別々に楽しんでいることもありますが、いつも同じ地面の上を、プラプラしていようと思いました。

いつも同じ地面の上
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