スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コーヒーじょぼ~

私の淹れ立てのコーヒーに、熱い視線をそそぐお嬢さん。
砂糖もミルクも入っていないアツアツのコーヒーは、多分モモは好きじゃないと思うんだよ。。
だけどモモ、「あれは何だろう?」、「どんなだろう?」と、すごく興味津々で見るんです。
「飲みたい」でも「欲しい」でもない、何か、、「興味」。
これでは私もキッパリとした「あげられない」の態度が取れません。

コーヒーはちょっと…毎回分けてあげるわけにもいきませんから、どうしたものかと悩んだのですが、モモがあんまり興味深々に見るものですから、味見だけさせてみようかなとも考えました。
確実に気に入るような食べ物をチョイチョイあげては習慣になってしまうのでダメですが、多分コーヒーはどんな物かが分かったら、一気に興味も無くなるかと思ったんです。
それと、人が飲み食いする物にはアツアツの物があって、そういうのは気を付けるというのも覚えてもらえたらいいかなと。
そしたら家族の誰かが油断しても、「チャンス!」と慌てて熱い物に口を突っ込んで火傷をするなんていう、そういう事故は防げるのではないかなと…。
家族の油断でモモが火傷をしてしまったら、私の家族はしこたま私に怒られてしまうでしょう。

危険物は基本、人が気を付けるべきとは思いますが、自分で判断出来るならベストです。
舌を火傷したくらいで死にはしませんが、大事な楽しみのご飯が、痛みで台無しになっては困ります。
温度を確認してから口を付けるとか、熱いものは冷めるまで待つとか、そういうのを覚えてくれたら助かります。

何てことを考えていたら、飲み進まないコーヒーがいい具合に冷めて来て、熱いけど火傷はしないくらいになってきました。
そして、私の様子が「何だかイケそうだ」と感じたモモは、ちょっとずつコーヒーとの距離を詰めて来ました。
私が考えあぐねているうちに、モモはとうとう膝の上まで来てしまい、あと少しでカップに到着です。
それでも良いか悪いかと迷っている私は、「…アチチだよ?」と、モモに声をかけました。
チラッと私を見たモモは、コーヒーをフンフン嗅いでから、チロッと舐めてみたのでした。

モモ:「!!!」

やっぱりビックリしたようです。
多分、味より熱さの方にです。
熱い物などあげたことがありませんでしたから、だいぶ冷めたコーヒーでも、さぞかし驚いたことでしょう。
「ね…?アチチでしょ…?」と、私はモモに同情しました。

「うわ~~~」という目でコーヒーを見た後、モモは静かに遠ざかって行きました。

私は子供の頃、お爺ちゃんが飲んでいるドブロクに、「カルピスだ!」「甘酒だ!!」と、ズルイ!ズルイ!!と騒いでいたことがありました。
あんまり私がズルがるので、お爺ちゃんは母の許しを得、とうとう私に一口分けてくれました。
「もし飲めるんだったらコップに入れてあげるから、まずはお爺ちゃんのを一口味見してごらん。」と。
その不味いことと言ったらなく、私はその後、お爺ちゃんが飲む白い飲み物には全く見向きもしなくなりました。

その後のモモも、私のコーヒーに熱い視線をそそぐことは無くなり、上手い具合に気が済んだような感じです。
そればかりか、他の食べ物でも「アチチだよ…?」と言うと、とりあえず止めておくようになりました。
本当に熱い物です。
熱くもない物に「アチチだよ…?」と言って騙しては、せっかく覚えた「アチチ」の意味が台無しになってしまいます。

もし、モモがコーヒーをとても気に入ってしまったら、私は諦めてモモに害の無い飲み物に変えて一緒に飲むしかないかなとも思ったのですが、それはしなくても大丈夫でした。
モモに害の無い物は、私にも確実に害がありませんから、それはそれでも良かったですが。

モモはとても頭良し子さんで、私が飲み干した後の冷めたコーヒーカップをたまにチロッと舐めてます。
「何でこれを飲んでいるのか?」とか、「いつでも不味いのか?」とか、不思議があるのかもしれません。

モモは私が見ていない時を見計らって、片付け忘れた空のコーヒーカップをコッソリ少し舐めるのですが、たまになので、私はそういう時は気付かないフリをしています。

コーヒーじょぼ~
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。